英語の絵本を楽しく紹介
自分でお金を稼ぐために漁師の手伝いとして漁に出た万次郎。その途中で遭難し無人島に流れついてしまいます。
しかしアメリカの捕鯨船に運良く助けられ、ジョンマンと名づけてもらった万次郎も一緒に航海をすることになります。
万次郎は日本とは全く異なる、考え・文化を素直に受け入れ、心を開き、ホイットフィールド船長と少しづつ心を通わせていきます。
当時日本は鎖国の中にあったにも関わらず、未知なる国、アメリカの門を叩き、それを日本へ伝えたのがジョン万次郎(中濱万次郎)さんです。
◆読み聞かせのポイント
2007年6月わたしが「ジョン万次郎財団:草の根交流(能登大会)」に参加したことがきっかけで、小学生高学年~中学生にもこの絵本を紹介しました。
イラストはシーンごとに分かりやすく描かれているので、All in Englishでも問題はありませんでした。
ただし、1ページに書かれている文章が長く、難しい表現も使われていたりして子供達が飽きてしまう感じがあったので、細かい点は飛ばしながら、イラストと一致、あるいは想像できる表現を並べて読んでみました。
どの子も「すごい人~!!」と感心していました。
自分達が勉強している「英語」を持ち込んだ人なのだ。という認識が持てたのだと思います。
小学6年生の女の子は、家族でドライブ中に「ジョン万次郎」の話をラジオで聞いたようで、「何も知らないお父さんとお母さんに教えてあげたよ♪」と得意気に話してくれました。
英語の学習ももちろん大切ですが、日本の英語の原点となる歴史的背景を学ぶことも大切だと感じました。
ママも一緒にご参加いただくコースです。
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